令和6年度 板金高等職業訓練校の募集は2月21日にて一旦締め切りました。
受講希望の方はテキスト発注等の都合上、急ぎ組合までご連絡お願いいたします。



京都府板金高等職業訓練校は優秀な板金技能者を養成するために京都府知事の認定を受けた職業訓練施設です。当校は京都府板金工業組合の事業内訓練校として、昭和35年7月に京都府板金協同職業訓練所として開校しました。途中、名称が「京都府板金高等職業訓練校」へと変わりましたが、技能の継承を通じて建築板金業界の振興を図っている事には変わりはありません。


 当校の建築外装系建築板金科では、組合員事業所の後継者や従業員を対象として業界を担う技能者の養成を目指しており、金属板を切る・折る・曲げるといった加工技術だけでなく、金属や製図の知識なども含めた「建築板金業における基礎」を、現在も現場の第一線で働き、国家資格である一級技能士を持つ経験豊富な指導員が2年かけて板金技術と知識を1から教える事で優れた建築板金技術者の育成を行っております。
(おおよそ訓練校での2年間での技術訓練が7年間の実務経験に相当するとの報告もございます)

 開校の昭和38年から数えて60年、卒業生は400名以上にもなります。
その間、木造一戸建ての新築だけでなく既存住宅のリフォームへと手がける範囲を拡大し、時代を
経てその技術はなくてはならないものとなっております。

 当校の訓練指導は多くの有為な人材を輩出し、建築板金業界を支える大きな力となっております。

訓練校概要

 当訓練校の概要は下記の通りとなります。

訓練科名建築外装系 建築板金科
訓練期間2年間  (例年4月末より開始 2月進級・卒業試験 翌年3月進級・卒業)
訓練日毎週 土曜日午後   (夏季・冬季 休校あり)
訓練場所京都府立京都高等技術専門校 訓練スペース・教室
(京都府京都市伏見区竹田流池町121-3) 
  地下鉄くいな橋駅向かい 駐車場あり
授業科目板金加工法、板金施工法、建築概論、建築計画、 材料
展開法、安全衛生、板金施工実習、その他
授業料入学金 20,000円 
(入学時のみ)

授業料 144,000円
(半期ごとに半分入金。テキスト代・材料費・弁当(夕食)代含む)
追記・特別教育講習など開催した場合、別途費用をいただく場合がございます。
・実技訓練の使用工具につきましては事業所にある工具を持参ください。
 現在は工具の斡旋は訓練校では行っておりません。
募集期間該当年(開始年度)の 1月末~3月末 
定員20名 (1年・2年あわせて)

訓練校修了特典

 訓練校修了には進級試験・卒業試験において実技・学科ともに規定の点数を取得するとともに、訓練に規定の日数出席する必要がございます。

 訓練校卒業にて下記の特典が得られます。

  • 京都府知事認定の修了証書並びに卒業試験(技能照査合格者)には技能士補の称号が付与。
  • 修了後実務経験0年で国家試験 技能検定2級(建築板金)が受験可能。また、技能検定 2級学科試験(建築板金)が免除。
  • 卒業後6年及び講習(48時間講習)受講で訓練校指導員免許を取得可能。訓練校指導員免許は1級技能検定 学科試験の免除要件ともなっております。

 訓練校卒業試験において実技・学科及び訓練参加日数において優秀な成績であった場合、京都府知事ほか表彰の対象となる事があります。

訓練校入校条件

当訓練校に入校するためには、入校希望者(訓練生)が下記の条件を全て満たす必要があります。

  • 建築板金の仕事をしている事(もしくはしようとしている事)。
  • 所属する事業所が京都府板金工業組合に加入している事。
  • 高校卒業程度の学力があり、日本語が読解できる事。
  • 雇用保険に加入、もしくは労災保険特別加入(一人親方特別加入)している事。

訓練校に入るには

例年1月頃より3月末頃まで4月から開校する訓練校入校生を募集しております。
入校希望の方は資格条件をご確認の上、事務局までご連絡お願いいたします。
入校書をFAXにて送付いたします。

住所〒600-8812
京都府京都市下京区中堂寺北町19-22 
カヤマハイツ2階
電話075-314-7191
FAX075-314-7192
備考2024.02.27
現在、進級・卒業試験実施かつ入校生手続を行っております。
令和6年度に訓練校に新規入校希望の方は急ぎ組合までご連絡お願いいたします。