京都府板金工業組合は昭和13年10月256名もの業者が集い、「京都府樋工業組合」の名称を持って設立された同業者の親睦団体としてのスタートでした。
 それよりいくつかの組織変更を経て昭和22年9月「京都府板金工業協同組合」として法人登記を行い、定款の主業種を樋工事・屋根工事・冷暖房ダクト工事と拡大し、組合員の加入を促進いたしました。
 その後、昭和47年3月7日に団体法5条に基づき「京都府板金工業組合」として認可され、今日に至っております。

 今では全国区に広まっております銅製折り鶴も平成14年に当組合の青年部が原爆の子の像に献納した事から知名度が広まった事など当組合の事業は京都府板の歴史において数多くのものがございます。

 ここでは京都府板金工業組合が行ってきた事業の資料を掲載いたします。

(京都府板金工業組合PR 2007年3月撮影)

■迎賓館屋根工事

 平成17年に京都府板金工業組合所属の板金業者が当時の理事長・田原茂氏の現場指揮(工事長)の元、京都迎賓館ステンレス瓦葺棒屋根工事を施工いたしました。
 通常屋根材として使用しない0.6mmのステンレスを工事材料とするなど、困難な条件の元で工事が行われましたが、無事に完成する事が出来ました。
 

■銅製折り鶴

 平成14年2月に「原爆の子の像」前に供えられた折鶴五万羽が不審火で焼けた事を知った京都府板金工業組合の青年部約20名が5月から約2ヶ月かけて1,000個の鶴を折りあげました。

 手向けられた千羽の鶴は、12cm四方、厚さ0.1~0.15mmの4種類の金属板で折られました。
 銅、金色の黄銅、銀色のアルミ、黒色の硫化銅があり、ステンレスワイヤで50羽ずつ、20連につなぎました。広島市中区、平和記念公園内「原爆の子の像」にこの様にして金属製の千羽鶴が捧げられました。また、平成15年8月に長崎原爆資料館に、平成22年12月に沖縄県平和祈念資料館に、平成23年2月に沖縄県宜野湾市役所に銅板製千羽鶴の献納を行ってまいりました。

 新聞などに取り上げられた事から銅製折り鶴の存在は全国区に広まり、今でも各地の建築板金業者にて製作され続けております。


 当組合では例年京都府ものづくりフェアにて製作実演を行い、その優れた技術を披露しております。

 

■京板鉾(銅製鉾)

 平成28年(2016年)5月に第68回全国建築板金業者大会が京都で開催される事に伴い、京都府板では建築板金業界の魅力を後継者へ伝えるために、また高度な板金加工の技能・様々な技法・加工技術を知っていただくために、祇園祭の鉾に注目し、銅板製オリジナル鉾(本来の鉾の4分の1程度の大きさ)の製作を2016年8月より計画・製作に取り掛かりました。京都府板金工業組合青年部を中心にて作業が進められ、2年がかりにて完成いたしました。京都大会にて展示され、京都の建築板金業者の結束と技術を示す事が出来ました。 

 現在では京都ものづくりフェア等のイベントの際に展示される事がございます。